Result(リザルト)製最終Ver(と言われたが…)ECU




リザルト製エボ5型STD仕様最終Ver(?)のブリッピングムービー(約15秒)
※ 別ウィンドウの別館にとびますので、そちらでご覧ください

ECUの購入は基本的にショップに出向いて、その場で書き換えを行ってもらい、試乗して気に入ればそのまま購入するというパターンです。ショップの方にECU製作者の方が直接出向いてこられるので、遠方に送って書き換えということではありません。これはすごく助かります。実際書き換え後のフィーリングがあわなければキャンセルもできますしね。そんなこんなで、前回ECUを書き換えて(購入して)からおよそ1年の歳月が経過しました。もう盗難にあってからそんなに経ちますか、もう所有期間は弐号機の方が長くなっております。で、たまたま毎度お世話になっているショップに立ち寄ったところ、件のECU製作者の方が 偶然いらっしゃいました。なにやら、当日はスバル車のECUイベントだかなんだかが開催されていたようで、その関係でいらっしゃったようです。 

その日はスバル車のECU書き換えを行っていたわけですが、やっぱ書き換えた後のフィーリングはすごいです、相変わらず。アクセル踏ませてもらいましたが、ショートストロークだけに非常によく吹け上がります。スバル車でも全然違ってきますね、このECUは。で、いろいろと四方山話をしてたところ「CP系エボの最終バージョンできたよ」という悪魔の囁きが。以下会話抜粋

H氏(製作者の方です):「こないだいつ書き換えたっけ?」
某:「えーと、もう1年ほど前になりますかねぇ」
H氏:「そうかぁ、じゃ今の仕様とは全然違うねんなぁ」
某:「ん、と言いますと?」
H氏:「あれから更にデーターの収集が進んだから、今は全く別ものになってる」
某:「えー、そうなんすか@@」
H氏:「まぁ、もしかしたらそれに書き換えてあるかもしれんから、ちょっと乗せてもらっていい?」
某:「ドゾー」
といってエンジン捻ってアクセルをバフン!
H氏「あー、やっぱ違うわ」
某:「ん?」
H氏「今のはもっとすごいことになっとる。アレだったら一度書き換えてみよか、別に気に入らなかったら元に戻すから」
某:「ほほう、じゃちょっと試させてもらってもよかですかね?」
書き換えてもらってエンジンかけて軽〜くブリップ

とまぁ、お約束のような展開ですが(笑)。とはいえ、ブリッピングの段階で更にもう一回り軽く吹け上がります(この段階で購入ケテーイな気分でしたけど)。まずこれにびっくり。で、じゃ走らせてきんさいというので、近所の道路をぶっ飛ばしてきましたが、下が非常に強くなってるので、更に扱いやすく乗りやすい。かといってレブ付近まで落ち込むこともなく(かといって、高回転で伸びがある訳ではない)回ります。前Ver比でも全体的にレスポンスが増しているのと、低速でのトルクアップがわかります。上は横ばいって感じでしょうか。話によれば、極力上の落ち込みを押さえて全域でトルクをキープできるような仕様なんだそうで。これが最終Verだそうです。

最終Verな理由は、既に開発の主体が3世代目のCT系(エボ7以降)にスイッチしていること(CT以降のデータはなかなか手ごわいらしいです)。CP系デビュー以来今まで多くのデータを蓄積し、レースからのフィードバックやら豊富なデータを吟味し続けた結果、おそらくこれ以上煮詰めようがないほどまで完成度が上がったと判断したこと(社としての求める方向性に沿った性能の開発においての完成度)。エアフロレス使用をラインナップしていることで、パワー志向・トルク志向・レース志向とユーザーのニーズに応えられるラインアップが確立したこと。などなどらしいです。なので、もうこれ以上はVerが上がることはないと断言しておられました。ホンマかいな。

ともあれ、この最終Verは集大成ということもあってなかなか出色の出来です。興味ある方はおためしください(レスポンスムービーがページ上部にあります、画像をクリックしてくだされ)。基本的に、このロムでは水温・油温管理と最低限ハーネスの交換はしてほしいとのことです。

リザルト ECU最終Ver(ノーマル仕様) ¥98,000(現在販売中のCP系ECuはすべて最終Verだそうです)

>リザルト(オリエントワークス)のHPへ

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