雁の巣球場でホークス2軍戦を今年3回目の視察(対味噌戦) (2006年8月某日)

お盆の真っ只中の8月のクソ暑い中、懲りずにまたまた雁ノ巣へやってきてしまいました。
今回無理してこの日程で観戦に来た理由というのは、中日戦が今季ホーム(雁ノ巣)で見れるのがこの日しかなかったこと。では何故に中日戦にこだわるのかと言うと、現在2軍調整中の1軍選手のサインゲッツ、それと注目のルーキー平田(大阪桐蔭からドラフト1位)をこの目で確かめるついでに、あわよくばサインをもらっておこうというのが主目的です。平田はそのうち1軍でバリバリやる(と勝手に思っている)ので、今のうちにサインをもらっとくと後々ビッグネームになってからでも優越感に浸ることができそうだという魂胆です。得てして、この手の注目選手、しかもアウェイという状況みあり、獲得は非常に困難を極めそうですが、とにかくこの暑いさなか折角やってきたんで前回の経験も活かしつつ粘着していこうかと。
お盆休みで人が多いかなぁと思ってたところ、案外と多くなかったです。週末じゃなかったからだろうかなぁ。てか、こんな炎天下にせっかくの休日を好き好んで
こんな炎天下で過ごす(しかも2軍戦)なんて物好きもそんなにいないか…もっと涼しいとこに行くわな、そりゃ。



まぁ、さほど多くはないとは言っても、バックネット裏のスタンドの座席はほぼ満席で立ち見の状態。目に付いたのは、意外(?)と中日の応援者(団というほどの集まり具合ではない)が結構多くて、3塁ベンチ上にまとまって陣取ってました。選手の名前書いた張り紙なんかもあります。ホークスファンは適当に声飛ばしながら観戦するのに対して、中日ファンはメガホン叩いてアカペラで選手応援歌を歌いながらの応援、なかなか気合入ってて驚き。スタメンの中には1軍級の選手も数名入ってたので、若干聞き覚えのあるメロディーも聞こえてます。点が入ったりすると当然「燃えよドラゴンズ」の合唱、そしてバンザイ三唱となるわけです。雁ノ巣でこんなことするのって阪神ファンだけかと思ってただけに、中日ファン恐るべしです。




この田吾作スタイルなのが例の注目の平田選手です。公称176センチだそうですが、案外と小柄です。一般人では小柄とはいえない背丈ですけど、まわりがだいたい180センチ強の選手ばかりなんで、比較論で小さくは見えるもんです。因みに、この日場外にドカーンと1発ホームランが飛び出しました。見ててブンまわしてパワーで持っていったというより、リストをきかせたような感じでライナー性の打球がレフトスタンド奥に飛び込んでいきました。これ見れただけで結構今日は満足です(笑)。汗だくになりながら見てた甲斐があったというもんです。因みに、中日スタメンの中には平田のほかにも若手の森岡、新井(広島新井の実弟)、堂上(愛工大名電の堂上の実兄で、下中日の堂上投手のご子息)なんかもいました。



この日も弁当持参でやってきてたんですけど、前回に引き続き芝生席を開放してくれなかったために、泣く泣く球場の外で飯食いました。ここの芝生席開放するのって何か条件でもあるんですかねぇ、来てる人結構弁当とシート持参してるので、みんな口々に同じような事言っているわけです「芝生席開放せんのかなぁ…」って。でも開きませんでした。弁当が温まって食あたりおこすといかんので、5回で諦めて球場入り口の日陰で飯食いました。ここで飯食うと動きたくなくなるのが…眠くなってくる上に球場に再度入るのが億劫になるんだよなぁ。そんな中、どうにか気力を振り絞って8回裏あたりに再入場して観戦再開。

 

ここで中日の落合英二投手の登板を運良く見ることができたわけですけど、やっぱバリバリの1軍選手は違う。明らかに見てていい球がきてるし速い!こんなの2軍の若いもんは1発勝負じゃ打てんですよ(まぁ、これを打てるようにならないと1軍では通用しない訳ですが)。貫禄で抑えてました。あと、9回オモテでホークスの山村投手の登板もあったので、これもきっちり見れました。見方がエラーで足ひっぱりまくりでしたが無失点で抑えるなど、ここ最近の好調さを維持してるようでひと安心。噂によると1軍昇格候補に名前があがってる段階まできてるとか。今季中に1軍でその雄姿が見れると嬉しいんだけど。しかし、落合が来てたのは知らなかった、後でサインもらいにいかねば。

 

この時3塁側で観戦してましたが、奥の方に中日ファンがまとまって応援しとりました。なるほど、声出てますし、盛り上がってました。メインで声出してる人がイイ声してたのがとても印象的。この時間(だいたい3じ過ぎ)3塁側は東側になるので、西陽がモロに正面から直撃します。日傘ないとマジたまらんですが、あったとて日差しを避けるために日傘を寝かせると前見れないし、立てると直撃で厳しい時間帯です。結局、この日はホークス負けました。かなりエラー(記録になってないプレーも含む)やらかしてたですな。


試合終了後、お約束でサイン目当ての出待ち敢行です。ホークスの選手はいつでももらえる(と思う)ので、中日の選手に的を絞って待機。今回は、下準備をしてきたので2手に分かれて粘着するというフォーメーションでのぞみました。色紙も多めに用意 。んが、肝心な選手の顔と名前が一致しない(笑)。私も少なからずは知っているつもりではいても、バリバリの2軍(?)選手まではさすがに把握できているわけでもなし。背番号と名前はどうにか一致できても顔では見分けつかないわけですよ。出たきた選手のバッグに背番号でもかいてあればまだいいようなものの、それがなければ正直誰なんだかサパーリわからない。ちょっと迂闊だったですな…。
タダでさえビジター側ですんで、取り巻くファンも少なく(出待ちのお目当ては当然ホークス選手で、ビジター側の選手はほぼスルーなのが日常)、サインクレクレのファンの輪が出来にくいんで、それを目印にすることすらできないわけです。いちお昔は隠れ中日ファンを自称してた時代もありましたけど、あくまで昔であって、最近はさほど注視してたわけではないんで、見分けつかないのも当然といえば当然。これは、作業は困難を極めるであろう事が必至の状況。
で、先ほど終盤に登板した落合投手(これは顔でわかった)が出てきたんですが、右腕アイシングしててどうにも声かけづらかったのでスルー。嫁の報告ではサインを丁重に断りながらバスの方に歩いて行ってたそうで。その後もパラパラと選手らしき人が出てくるわけですけど、もう40番台や60番台なんかだと正直わからないし、うろ覚えで誰だって断定できないような状態。本来は、誰であれとりあえずもらいに行くべきなんだろうと後で思ったんですけどね、この積極的な姿勢(ニワカファンの突撃戦術)は次回以降のチャンスに活かそうと反省。数少ない中日ファンの輪ができてた選手もやはりいるわけで、そこも誰だろうかと勘ぐりつつ並んでサインをもらうしかない。そんな流れで山井投手(ゴーグルで有名)と小山捕手(現西武の松坂の高校時代の同僚捕手、大学>社会人を経て中日入り)のサインをゲット。山井投手は帽子のあるなしで想像以上に見てくれが違ってたんで、最初誰だろうと思いながらサインの輪に加わってたんですが。山井投手も本来1軍にいないといけない選手ですんで、貴重なサインゲットです


肝心の平田選手ですけど、奇跡的にゲットしました(見にくいですが上写真の真ん中青いシャツ着た選手)。バッグに「8」の数字が書いてあったので、まさかと思って近づいてみるとどうやらビンゴ。福岡ではあまり知られてない(又は気に留められてない)のか、 意外にも2、3人くらいの取り巻きしかいなかったんで、もしかして違うか?とも思いながらもどさくさにまぎれてサインをおねだり。左手に荷物をいっぱい抱えてたものの、こちらが手にした色紙に丁寧にサインしてくれました。(余談:中日の選手は片手ふさがってる選手が比較的多かったような。オリ(サーパス)の選手なんか肩にはバッグをからっているものの、両手は空いてたんで色紙ごと渡して書いてもらえてた)。これは家宝にします(笑)。既に前回ゲットの田口にかわり玄関に飾らせていただきました。必ず大成してくれるであろう事を遠い福岡の地よりお祈りしております。足早にバスに向かっていたところなんとかサインの時間をゲットできた運に恵まれた格好です(平田選手は結果3、4人にしかサインしていなかったので)。サインに応じてくれた選手の方々、ありがとうでした。(左下写真、上から平田選手、下左小山捕手、右山井投手。右下写真が平田選手のサイン)

 

今回、嫁が私以上に情報不足の影響をモロに受けた形でターゲットをロックできずに突撃できない状況だったため、戦利品は以上の3枚にとどまりました。時間的にケツカッチンだったので、ホークス選手が出てくる時間まで居ることができなかったため、ホークス選手のサインは今回は断念してます。山村投手とゴエ(鳥越選手)のサイン狙いだったんですが、それはまた次回以降にもちこしです。もう2軍戦も残り少なくなってますが、今季もう1度いければなぁとか思ってマス。次回は阪神線が濃厚。



戻る

inserted by FC2 system