B型によるDIY


Caution

ここに記載してあるDIY作業は、表題のとおり 『B型人間による作業』 であるため、
世間一般で謳われるB型人間の典型的な思考回路に準拠 しています。
故に、作業の簡略化は当たり前、仕上げの適当さや細かい作業の極力排除など
徹底されていますので、あくまで参考程度に観覧くださいませ。
参考にされる場合は、丁寧な作業と時間のゆとりを心がけることを励行してください。
また、作業の際には安全確認を徹底し、自己責任にて行ってください。

ウォッシャータンク小型化
エボ5のウォッシャータンクですが、邪魔者として結構名を馳せています。というのも、上に筒みたいなものが飛び出しており、ここから水を入れるわけですが、タンク自体はそこから更に下、エンジンルームの底を抜けてオイルクーラーの真裏にあります。モノを見てみるとわかるんですが、全長の半分から下がタンク部分で、そこから上はタダの入れ口です。タンク部分は当然表面積が大きく、その大きな壁がオイルクーラーの真後ろに鎮座しているために、オイルクーラーを通過した走行風が壁に当たって抜けきれない(参考:下右写真。別のランサーものですが、だいたいこんな形してまして、下半分がそのままオイルクーラーの真後ろにあります)。つまり、冷却効率を落としてしまうのです。
どうも前のオーナーがそれを気にしたのか、社外品のダクトをバンパーを加工して取り付けてありましたが、これだけでは正直不十分です。走行風の抜け口は作っても、オイルクーラーの後ろのタンクが流れを遮断するので、何もしないよりはマシでしょうが、流速を出して効果を発揮させる貯めにはタンク部分を外すことは必須。よって、タンクの撤去、そして移設をするわけです。


   


純正のタンクを外すには、バンパーを外さないといけない。なので外します。外し方はフロントインナーフェンダー(バンパー側)のプラネジ、グリルとバンパーを繋ぐプラネジ、そしてウィンカーを外してその下に隠れているプラネジを外します。バンパーを固定しているプラネジを全部外すと次にリーンホースメントを外します。ホースメントを固定しているボルトはかなり上部にあるので、ラチェットのエクステンション(10センチくらいのもの?)を2本ほど繋がないと届きません。それを左右2箇所(4だったかも)下から外してやれば、バンパーが前から引き抜けます。これでウォッシャータンクが丸っと丸見えです。


タンク自体はボディに3箇所(だったかな)ボルトで固定してるので、それを外せば取れます。ちなみに、エボ5の場合、前ウォッシャー・後ウォッシャー・インタークーラースプレーの3つを1つのタンクでまかなっているため、ポンプモーターが3箇所あるんですね。
で、外したタンクの代わりにこの怪しい青いビニール製の袋をウォッシャータンクとして使います。この袋、確か日産トラックの純正部品だったと記憶してますが(失念してます;;)2〜3,000円くらいだったかと。これにウォッシャースイッチの配線とホースを繋ぎ、タイラップでボディに引っ掛けて終了。
これを使えば、エンジンルーム内にタンクが納まりますので、オイルクーラーに当たった走行風を効率よく通過させることができるようになります。


このタンク、なかなかいい仕事をするんですが、ポンプが1個しかつきません(当たり前か)。なので、前後ウォッシャー・インタークーラースプレーのどれか1つだけにしか使用できません。3つ使えばいいんでしょうが、エンジンルーム内の3つも置くスペースがないので、今はフロントのウォッシャーだけ生かしてます。

バンパーはずすのが面倒ですけど、5型の場合はタンク移設は結構有効な手段ではないでしょうか。折角のオイルクーラーですから効率よく使って少しでも油温を下げたいですしね。しかし、この袋が怪しすぎていい感じでしょ、貧乏くさくて(笑)。 ご存知でしょうが6以降では状況改善が施されていて、こんなことする必要はありません。ちゃんと走行風が抜けるように設計されてます。さすがエボ、対応が速い。

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