B型によるDIY


Caution

ここに記載してあるDIY作業は、表題のとおり『B型人間による作業』 であるため、
世間一般で謳われるB型人間の典型的な思考回路に準拠しています。
故に、作業の簡略化は当たり前、仕上げの適当さや細かい作業の極力排除など
徹底されていますので、あくまで参考程度に観覧くださいませ。
参考にされる場合は、丁寧な作業と時間のゆとりを心がけることを励行してください。
また、作業の際には安全確認を徹底し、自己責任にて行ってください。

アルミホイールを無謀にも自家製塗装してみる
黄色のボディに白いホイールというのはベタなところではありましたので、ちょっとここいらで雰囲気を変えるべく黒にしたいと急に思い立ったので、自家製塗装することにしました。本当はブラックレーシングN1の黒が欲しかったのですが、金欠のためにこうなりました。プロの塗装屋に出すのも考えましたが、やはり経済的な理由からどうせなら自分でやってみようと。ホイール自体ガリ傷やらで結構ボロボロになってたこともあり、仮に失敗したところで精神的ダメージも少ないですしね。色々なサイトを参考にしながらB型仕事でやっつけました。因みにベースになったホイールはADVANのRC−2(ホワイト)です。

因みに、今回かかった経費は材料代約¥7,500と半日作業と若干の腰痛です。業者に塗装出すこと考えると格安ではありますね。


今回用意したものです。

●新聞紙●ガムテープ(マスキング用に幅の広いもの)●耐水ペーパー(400番)●ゴム手袋●クッキングペーパー●ブレーキパーツクリーナー●プライマー(グレー)●ホイール塗装用ウレタンスプレー(つや消しブラック)×2本 になります。

カッターとハサミぐらいですかね、使った工具らしきものは。
別に車体を浮かせるためのフロアジャッキ・ウマ4本も用意してあります。
あと、この写真にはありませんが、新聞紙以外にワンプも数枚用意しています。
当日寒かったのでハロゲンヒーターをともして作業しました。


今回使用したスプレーですが、ホルツのホイールペイントを途中で追加購入しました。当初ホイールの内側は塗装しないつもりでしたが、何気に気になったので300ml缶を1本だけ購入してきました。もちろんこれもつや消しブラックになります。

・ホルツ ホイールカラーペイント W−2(つや消し黒) 320ml ¥1,350
・デイトナ 耐ガソリンペイント 2液タイプ アクリルウレタン樹脂塗料
       つや消しブラック 315ml ¥2,500×2本
・ホルツ グレープライマー 180ml ¥550


まずはホイールを外して水洗いします。車はジャッキアップして4箇所ウマにかけて浮かせた状態にしてあります。作業当日雨降りでしたが、おかまいなしで作業しました。 <作業開始午前9時>


ある程度乾燥したら耐水ペーパーで磨きます。クリアを剥がすのが目的になりますが、400番よりもやや荒めのものでいいような気がします。300番くらいの方がいいかもしれません。内側はペーパーがけを端折りました(笑)。
ひととおりペーパーがけした後、軽く水洗いしてブレーキパーツクリーナーで脱脂します。キッチンペーパーにスプレーを吹き付けてホイールをゴシゴシと磨きます。脱脂は内側にも行いました(後で塗装するので)。


脱脂が完了したらマスキングを行います。タイヤを組み付けたままの塗装作業になりますので、この状態でマスキングをします。ガムテープを10cm幅で切ってリムとタイヤの隙間に差し込むようにしてリムの外周に沿って貼っていきます。こうやれば境目をカットせずに作業できます。まずこれがマスキングの第一段階になります。これを4本に施します。
また、バルブと内側にあるホイールバランス用のバラストにもマスキングをしています。内側に残るバラスト貼り付け用の両面テープの残骸はきちんとはがしておきましょう。


次にマスキングシートを作ります。タイヤが隠れる大きさの新聞紙(あるいは包装紙やワンプ)をタイヤにかぶせて、リムとタイヤの境目あたりをおおまかでいいのでカッターで円周に沿ってカットします。


カットしたシートの外側に新聞紙を貼りつないでタイヤ全体が隠れるようにします。これがマスキングシートになります。この1枚のシートをペイント対象のタイヤにかぶせてタイヤ部分をマスキングします。


作業場の状態です。4本のタイヤを並べて置いて、移動しながら塗装作業を行いました。奥 のタイヤはまだガムテープでのマスキングはこの時点ではまだやってなかったので、この後行いました。


マスキングが完了したらプライマーを吹き付けます。今回はスプレー1本しか用意しなかった(ケチった)のでかなり薄塗りになりますが、都合よくやれば4本の表面を塗装できます(というか強引に行き渡らせました)。プライマーの色はグレーです。


4本全部にプライマーを塗り、1時間ほど乾燥させた後に内側の塗装をしました。本当は塗るつもりがなかったのですが、外側から内側の白いのがチラチラするのがやっぱり良くないと思いましたので(最初から思うのが普通だと思いますが、B型ですので…)適当にホイールペイントを吹き付けました。
300ml缶1本でこれまたどうにか4本とも白い部分が見えなくなる程度に薄塗りできました。ここで更に1時間ほど乾燥させます。


最後に表をペイントします。今回ウレタン塗料を使用したのは薬品耐性が強いことと、塗装面が比較的強いという理由からです。アクリル塗料の場合、ガソリンが付着すると塗装がたやすく剥げてしまうらしいので、多少値が張りましたがウレタン塗料を使ってみました。2缶あれば4本きっちり塗装できます。
今回はつや消しブラックを使ってマットな感じを残したかったのでクリアは仕上げに吹いていません。


作業当日は朝から雨だったのに加えて寒かったので作業場にハロゲンヒーターを持ち込んでの作業となりました。多少は乾燥機がわりとして活躍させました(多分ほとんどその役目は果たしてないと思われる)。
塗装が完了したら翌日までそのまま放置しておきました。今日の作業はここまでです。<作業終了午後6時>


翌日にタイヤ装着しました。
その際、ナットとの接触部分にも塗料がついていたので、溶剤を使って接触部分だけ塗料を剥がしました。できれば最初にその部分もマスキングしておくといいかもしれません。
ホイール取り付けの際に、早くもナット周辺のホイールのペイントがクロスレンチとの接触で削れてしまいました><
これは仕方ないのと、さほど目立たないので気にしないようにしています。

ホイールが黒くなってちょっと悪そうな感じになったような気が(笑)。そこが狙いだったので結構満足です。B型作業の割には今回は比較的時間と手間をかけたので仕上がりも自分の中では十分の内容です。
下地処理や乾燥にもっと時間をかければ、かなりうまく仕上がると思われます。

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