ステアリング交換
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まずは、取説にもあるよようにバッテリーのマイナス側を外して10分放置します。エアバッグの誤作動を防ぐためだそうです。本来、素人がやってはいけない作業なのかもしれないので、安全性には十分配慮が必要かと。 使用工具は17ミリのレンチ、トルクスレンチ(T30)、6角レンチ(ボスに付属しているもの)、マイナスドライバー…くらいでしょうか。 ステアリングはスパルコのモンツァ(レザー仕様)で径は35。 まずステアリングのコラム側面にあるボルト(星型の穴をしたボルト)をトルクスレンチで外します。これが左右に1箇所ずつあって、エアバッグ本体を固定してます。 写真が足りてないですけど、これがボルト。 |
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ボルトを2箇所外せば、中央のエアバッグ本体をごっそり引き抜くことができます。が、これにエアバッグに繋がっているコネクタがあるので、爪を押さえるか、それでも外れにくい場合はマイナスドライバーでこじ開ける(らしい)。 (らしい)というのは、実はこの作業をしていた際、既にこのコネクタが外れていたので、私はエアバッグ本体からコネクタを外すという作業はしてないからです。推測するに、どうも前のオーナーが既にステアリング交換をやっていて、車両売却の際にハンドルだけを純正に戻して、コネクタは繋いでいなかったようで…。つまり、万が一エアバッグが作動するような状況に陥った場合、このエアバッグが開くことは絶対に有り得なかったというわけで。しかもご丁寧にちゃんとエアバッグ警告灯はキャンセルさせてありますし。マジで前オーナーの意図がわからぬです、これまでの仕様の数々を踏まえた上で。まぁ、それはさておき。 |
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エアバッグ本体を抜き取った後の純正ステアリングの状態。あとは中央のシャフトを締め付けているナットを外し、ホーンボタンに繋がっている端子を外せば純正ステアリングが丸ごと取り出せます。 ここでも色々なサイトを参考にしながら、予備知識を入れて作業してたわけですけど、どうやらこのナットの締め付けが結構きついらしいとのこと。それで気合入れてレンチ握ってトルクかけると…すんなり外れました。 つまりは、これも前オーナーの仕業で、純正に戻す際に結構適当に取り付けてあったという証拠(?)かと。まぁ、作業が楽に進んでいるという思いがけない副産物に繋がっているので、ここは不問にしときましょう。 ナットを外す際にはステアリングをロックするわけですが、ロックすると若干中心位置から動いてしますので、中心位置にあるときにシャフトの上部にマーキングしておくと、この後取り付け位置を出し易いかと思われます。 |
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ステアリング外した後の状態。したに見える黄色い配線がホーンのギボシ端子。もう1本の先に白い端子がついているのがエアバッグの端子のなります。 ホーンボタンは平型端子ですので、ボスに付属している端子変換コードを繋いでギボシを平型にしておきます。 本来、この段階でエアバッグのキャンセルをするために、コネクタにダミーの配線をかけるわけですけど、前述のとおり、既にキャンセル処理されてありましたんで、この作業もスルーです。 |
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次にボスを取り付けます。このボスにはゼンターに▲マークがついているので、それを目印にセンター位置を合わせます。後は逆の手順で、シャフトにボスをナットで締め付け、おニュウ(でも中古)のステアリングを6箇所ビス止めしてやり、ホーンボタンを接続して作業はおしまいです。 |
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ディープコーンなんで、レバー類との距離が離れてしまうのは承知の上だったんですが、実際はステアリング握ったままからでもなんとか指がかかる状態で落ち着いています。 このステアリング位置でもステアで姿勢をあわせると足が若干窮屈いので、そのうちボススペーサーでもかまそうかと思ってます。まぁ、以前に比べれば格段にポジションは適正化はされているのはガチですが。 |
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